ペットが歳をとった時、あなたは元氣ですか?

先日、某ペットショップでの事。
老夫婦が犬を見に来ていました。
ご主人の方は片手に杖を持っていました。
ご夫婦は、犬を買いに来たようです。

定年退職され、今は夫婦で二人暮らし。
以前はビーグル犬を飼っていた。
二人きりだと愛想もないので
犬を飼うつもり。
もう歳だから、
中型犬は重くて抱っこできない、
だから今度は小型犬が欲しい。

ちょっと待って、
犬の大きさがどうのっていう
問題じゃないでしょ。

中型犬であろうと小型犬であろうと、
健康で元気なら、
15歳あるいはそれ以上、
生きる可能性ありますよ。

その時、このご夫婦は
何歳になっていますか?
健康で元氣ですか?
介護が必要になっていませんか?

ペットも介護が必要に
なっているかもしれませんよ。
最期までお世話できるんですか?

万が一、自分たちが世話できない時
犬の面倒を見てくれる家族が
他にいますか?

ペットが歳をとった時の
自分の年齢を考えてみてください。
その時、世話ができないと思うなら、
もう、ペットは飼わないで欲しい。
不幸なペットを生むだけだから。

家族がいて、あるいは託せる方がいて
その方に世話をお願いできるなら
飼ってもいいと思います。

先のご夫婦は、どうなんでしょう?

ペットショップも
そういう事も考えて売るべき。
売ればいいってもんじゃない。
私なら絶対売らない。
即、クビですね。
私は、犬を飼うのは
この子で最後にしようと
思っています。

自分の体力があるうちに
きちんと最期まで、
世話するために。